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・買い物依存症と女性

ある女性のお母さんのお話です。

娘は優しく、おとなしい性格で、会社も休まずにまじめに行っています。
ただ、買い物のしすぎが直らずに困り果てております。
クレジットカードで相当なお買い物をしているようなんです。」

と、ご相談にお越しになられました。

最初に発覚したのは3年前。

そのときは「二度としない」と言いましたが、その後も借金を重ね、先日も新たな借金が200万円あることが分かったとのこと。

お母さんはご主人と2人で、娘さんにお買いもののしすぎをやめるように説得していました。

娘さんはそのときは神妙な面持ちで聞き、反省しているように見えたそうです。

借金は今まではご両親が返済していましたが、これからは自分で返させたいとのこと。

お買い物がやめられない依存症かもしれないので、娘をなんとしてでも立ち直らせたいとの思いで当相談室にお越しになられました。 

このお母さんの娘さんのような方は案外多いのですが、社会生活や家族との関係が壊れてしまってもまだやめられないとなると、「病的」 「買い物依存症」などと呼ばれます。

この背景には高揚感を求める姿勢があるようです。

お買いものをした時の達成感、買わないと誰かに買われてしまうという不安感、ストレスのための発散方法としてのお買いもの、店員さんにちやほやされるときの気持ちが忘れられずブレーキが利かないんですね。

すべての依存症に共通して必要なのは「事態は深刻である」という正しい現状認識と、「自分の責任で何とかする」という強い決意につきると言われています。

口で「もうしない」と言っても実はピンと来ていないことが多いのかもしれません。

その点、ご家族が借金の穴埋めをすると、「申し訳ない」と言いつつ、危機意識がさらに持てなくなり、ますますお買いものがやめられなくなると言われます。

この際、家計を厳密に分けて、借金の処理もやはり自分の責任において行うのが原則でしょう。

それが「私自身で立ち
直る」という決意表明にもなると私は考えます。






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