いわゆるおまとめローンと債務整理の比較について解説しています。
当事務所には、過去に「おまとめローン」に申し込みした結果断られ
債務整理相談にお越しになられる方が多くいらっしゃいます。
●数か所の、カードローンをまとめて完済を目指しましょう
●金利が、大幅に下がりますので、返済が楽になります
●返済を一本化して、返済の手間を省きましょう
等、魅力的な内容が記載されています。
確かにおまとめローンで救われるかたもいらっしゃいますし、ある意味有効な手続なのですが,皆様の「借金を一本化」することと、「生活を立て直すこと」は分けて考える必要があります。
つまり、おまとめローンをお考えになられる状況の方は、それまでにカードローンを支払うために借金をしてまで返済をがんばってこられた結果、多額の債務を抱えられている方が少なくないのです。
おまとめローンで借金を一本化し、少々の返済額の減額をしてもらったとしても、おまとめ後に残った借金と金利をどう返済するのかを合わせて検討しておかないと、生活は以前よりひどくなったとなればおまとめローンをした意味がないのです。
同じように、債務整理手続もその後の生活をどう成り立たせていくのかを考えた上で方法を選択しなければ、上記おまとめローンと同じく生活の再建につながらず、意味のないものになってしまいます。
では、どうすれば皆様が借金に苦しむことなく生活を再建することが出来るのでしょうか?
私はこのように考えます。
1.まずは、今の生活状況を把握し、多額の借金があったり、持ち家がある方は家を売却しても多額の借金が残るようであれば、まずは、借金の専門家(弁護士・司法書士)に相談する。(とくに家計簿は必ず確認してもらってください)
2.どの方法が、根本的に家計の改善を図れるのか検討する。
3.最後に、本当におまとめローンの方がいいのか、法律手続きで借金を整理するのかを検討する。
この順番で考えることこそが、皆様が主体となっておまとめローンか債務整理かを決定でき、苦しまれている家計を再建するための一番の方法だと思います。
生活を再建する方法の一つとして、債務整理手続きがあります。
債務整理手続きとは、
「任意整理」
「個人再生」
「自己破産」
と主に3種類あり、それぞれに強力な特徴があります。
共通して言える事は、
【メリット】
1.債権者からの取り立てがストップします。
2.ストップしている間に生活の立て直しが出来ます。
3.任意売却だけではなく、根本的な解決が図れます。
【デメリット】
1.ある一定期間借り入れが出来なくなります。(自己破産なら5〜7年間)
(これはある意味、現金で生活をする習慣が出来るという意味合いではメリットなのかもしれません。)
以上の事が当てはまります。
債務整理には、上記で述べましたように主に3つの手続きがあり、その中から家計の再建を図るにはどの手続きが最適なのかを選択することがとても重要なのです。
■住宅ローン以外に、消費者金融の借金があり、長年返済している。
■住宅ローン以外の借金が少額である
このような場合は、任意整理を検討します。
とくに、消費者金融等、利息制限法を超えた債権者からの借り入れを長期間ご利用されていた場合、借金そのものが無くなる可能性があるのです。
任意整理の概要はこちら
■住宅ローンの延滞はないが、他の借金が多額になっている。
■家は何とか守りたい
このような場合は、個人再生を検討します。
個人再生は、住宅ローン以外の借金が最大5分の1に圧縮されますので、一定の収入があり、住宅ローンの延滞がさほど多くなければ利用価値は十分あります。
ただし、この個人再生は、条件等が当てはまらないと利用価値が薄れたり、そもそも利用できない可能性がありますので、注意が必要です。
個人再生の概要はこちら
■住宅を残すことが生活の再建につながらない。
■多額の借金が残り、返済計画が立てられない。
■返済出来るだけの収入がない。
このような場合は、自己破産を検討します。
自己破産は、今負われている借金の支払い義務を免除し、生活を再建するための手続です。
住民票や戸籍に載ることはありませんし、選挙権がはく奪される等の制限もありません。
ただし、一定の職業(生命保険外務員、警備員等)に疲れている場合、免責許可が下りるまでは、そのお仕事が出来なくなります。
自己破産の概要はこちら
当事務所では、皆様の家計状況をお金のプロ元銀行員司法書士が確認させて頂き、最適なお手続きをご提案させて頂きます。
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